とまじ庵

TOMADIAの後日譚?

我が家のDTM(歌ってみた)環境とそれらを選んだ理由をつらつらと

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近頃はすっかりブロガーと言うよりも「Youtubeに微妙な歌ってみたあげてるおじさん」化しているとまじぃです♪

ということで「なんかやりたい!!」ってなると、一気に機材を揃えてしまう悪い癖があるわたくし。

今回もハードオフやらAmazonやらをフル活用して一気にDTM(歌ってみた)用機材を揃えてしまったので、どんなものを選んだか? そして どうしてそれを選んだか?などをつらつらと書いていこうと思います。

なお、歌ってみたやボカロ系に携わったことのない方には「あんた どこの国に人?」レベルのマニアックなお話になりますので覚悟して読み進めてくださいまし😄

現在の環境

とりあえず現在のPC周りがこんな感じ。

一通り歌ってみたとボカロPができる環境は整っております
(作詞作曲の才能や歌唱力は別としてですが😄)

PC周り

MacBook Airも持っておりまして、世間的には「DTMとかMACの方が向いてるんじゃない?」ってのが定説なのですが、なぜかCUBASE(音楽編集用ソフト)の体験版が最新OSのmacOS Catalinaでフリーズしまくって使い物にならなかったり、使い慣れてるVSTプラグインがWindows専用だったり。

なおかつDTMや動画編集はデカい画面&高速なCPUの方が快適ですし、結局ゲーミングデスクトップを使うことが多くなります。

ちなみに使っているデスクトップはドスパラのガレリアシリーズ。

 

ノートパソコンだとCPU負荷でファンが回りまくって録音の邪魔になってしまうような場面でも、デスクトップの余裕あるCPUと大口径のCPUファンだと「ほぼ無音」で稼働しますので逆に録音環境向けだったりするんですよね〜。

これが「半端なスペックのMacbook系」だったりすると「録音中に急にファンが高回転しはじめたり」なんて事もあり、歌ってみたをやる際にはなかなかの鬼門だったり(笑)

まぁMacかWindowsかは問いませんが色んな意味で「スペックに余裕のあるマシン」の方が色々捗ると思います。

もちろん音源録りだけではなくその後の動画作成時もスペックが物を言うのは間違いありません。

オーディオインターフェース

続いてオーディオインターフェイス。

  • 歌をモニターしながら録る
  • リアルタイムで鍵盤を弾く
  • ギターをPC内のエフェクトで弾く

などをするのであれば必須な装置となります。

録音とかせず、打ち込みの伴奏とボカロのボーカルのみしかやらない・・のであれば、PCの内蔵サウンドカードのままでもいけない事はない・・・かな。
(ただしS/N比や入出力の便利さなどを考えれば導入しておいた方が吉)

ちなみに我が家で現在稼働しているのはTASCAMのUS-366という機種

 

 

  • 最大6入力 6出力(アナログ デジタル合計)
  • 内蔵エフェクトでコンプレッサーのかけ録りや配信時のリバーブなどにも対応
  • 高級っぽいアルミボディ
  • スピーカーとヘッドホン音量を別々に設定可能
  • 配信時に便利な「ステレオミックス機能」内蔵
  • 操作しやすい大口径のボリュームノブ

といったなかなか高機能かつカッコいい外観のインターフェイス。

ハードオフで9000円台で売っていたのを入手したものです。

ちなみに一昔前の機種なので 現行機だと このあたりが一番近いスペックかな?

 

 

我が家は「ハードオフ」という選択肢で入手したのでTASCAMという選択になりましたが、付属ソフトの面を考えると CUBASE AIが付属しているYAMAHA(STEINBERG)製品の方が長い目で見た場合お得かもしれません。

 

 

オーディオインターフェイスに付属しているソフトは色々あるわけですが、YAMAHA製以外の製品に付属しているはCUBASE LE。YAMAHA製品に付属しているのは CUBASE AIというシリーズになります。

AIはLEよりも扱えるトラック数やプラグイン数が多く、どちらかといえば有料版であるELEMENTシリーズに近いくらいの性能を有しているので、これからオーディオインターフェイスとDAWを揃えるのであればYAMAHA製を選んでおいたほうが無難ということですね😄

マイク

さてお次はマイク。

これに関しては色々悩んだ結果 オーテクのハンドヘルド型コンデンサマイクに落ち着いています。

 

 

みなさんもご存知かと思いますが、宅録で使うマイクにはダイナミックマイクとコンデンサマイクが存在します(宅録じゃなくても使いますが)

ダイナミックマイクの代表格といえば SHUREのSM-58

 

 

コンデンサマイクで宅録レベルで売れているのはオーテクのあたりのこの機種とか

 

 

SM58の様なダイナミックマイクだと「声量がある かつ 大きな声が出せる」のであれば良いのですが、宅録という限定された環境だとちょっと感度が低め。

逆にAT2020の様なガチのコンデンサマイクだと「環境音や野鳥の声、道路を車が走る音」などまで拾ってしまい逆に感度良すぎ・・・・。

防音室があるとか、田舎の広大な平地の一軒家とかじゃないとなかなか使えない代物です。
(ワンチャン オケが大音量のロック系なら誤魔化せますがバラードとかはきついです)

 

我が家で使っているAT-2010はちょうど上記2機種の真ん中あたりに位置する製品ってな立ち位置になります。

中身はコンデンサマイクなのでファンタム音源は必要ですが取り回しはダイナミックマイク並。

指向性高めなので環境音も拾いにくいですし、なんなら手持ちで歌ってもハンドリングノイズは少なめというなかなか使い勝手の良いマイクです。

形状的に一般的なコンデンサマイクより幾分感度は落ちますが・・・環境が整っていない「宅録」の場合はこのくらいの方が逆に使いやすいってやつです。

他メーカーで同じ様なコンセプトだとAKGのこのあたりとか

 

 

 

SHUREの87シリーズとか

 

 

マイクばかりは店頭にそこまで売っているものでもありませんし、試聴などもなかなかできませんし。

とりあえず有名メーカー買っといたほうがあとあと後悔しないのは間違いありません。

スピーカー

スピーカーはモニタースピーカー界では有名なFOSTEX製

 

 

DTM系を始める前まではYAMAHAのNX-50というスピーカーを使っていたのですが、ミックス作業時などに「微妙にブーストされた低音」が邪魔をするので 素直な音のFOSTEX製に交換。

ただし予算に余裕があるのであれば 兄貴分にあたる PM0.3シリーズの方が解像度も高いのでオススメです

 

以前 ニコニコでミックス支援をやってた頃はPM0.4も使ってたのですが・・・いかんせんでかいので(笑)

本格的にやるのでなければここまではいらないでしょう・・たぶん。

 

 

ヘッドホン

「ヘッドホンは録音時のチェック用のみ!!ミックスはスピーカーで大音量でやります」って人は迷わず名機のこれを買っておけばOK。

アーティストのレコーディング風景には必ず出てくる定番機ですね。

 

 

ただし我が家のように「スピーカーは最終チェック用で、主にヘッドホンでミックスする」様な場合は CD900STだと幾分 雰囲気面とか空気感とかが掴みづらい(全体的に音が近い)

なので我が家は同シリーズながらあ、幾分マイルドな味付けの「青帯」ことMDR-7506を使っています。

 

 

 

  • そこそこの解像度
  • 近すぎない音場
  • 長時間使い続けられる側圧の低さ

といった感じでノイズチェックにもミックスにも、そしてマスタリングにも汎用的に使える「もう一つの名機」です。

DAW & 動画編集

最後に録音後のミックスやその後の「歌ってみた動画」作成に使うソフトの紹介。

実はいわゆる「無料」でも優れたソフトが多々あるので、現在使っているのはどれも無料ソフト。

まずミックス作業に使っているのは 5年以上前までは「SONAR」の名で売られてましたが、倒産(?)してフリーソフトになった(らしい) BandLabというDAW

SONARの頃とユーザーインターフェースは一切変わっていないので、以前SONAR派だった人は問題なく使いこなせると思います。

ただしネット上のノウハウや情報量としてはCubaseの方が圧倒的に多いので、長い目で見ればエントリー版のCUBASEを買っておくか

 

 

もしくはCUBASE AIがバンドルされている製品を選ぶというのも一つの手ですね

 

music-rs.com

 

そして動画編集ソフトは プロ用高機能ソフトであるDaVinci Resolve

使い方はそこそこ難解ですが、慣れてしまえばFinalcut ProやAfterEffects並の機能も有しているので、一般的な動画編集なら困ることはないはずです。

まとめ

といった感じで凝りだすと湯水の如く お金が消えていくDAWという趣味。

みなさんはこんな沼にハマらないように気をつけてくださいね😄

さて次はなんの機材買おうかな(やめろw