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Surface Pro 6を一週間使ってみての感想|MacBookやiPad Proとの比較なども

つい先日、たまたま安く売っていたSurface Pro 6を衝動買いしてしまってから約一週間。

おそらくこの記事に検索やSNS経由で来られた方も

  • キーボード打ちにくいんじゃないの?

  • MacBook ProとかiPad Pro買ったほうがいいんじゃないの?
  • タブレットみたいに薄っぺらいし処理能力低いんじゃないの?

なんて感じの疑問があって買うには至っていない場合も多いんじゃないでしょうか?

わかりますよ。
私も安売りしてたんで衝動買いしただけで、買う前までは同じように悩んでて買わずにいたんですから(笑)

とりあえず今までMacBook ProiPad Pro、そして普通のノーパソであるThinkPadなども使って来ましたので、そこらへんとの比較も交えてSurface Pro 6を一週間使ってきた感想を書いていきたいと思います。

キーボードは見た目以上に打ちやすい

まずはみなさんが一番気になっているであろう「キーボード」のうちやすさについて。

価格はお高いですがご覧の通り「非常に薄っぺらい」形状なので実際使う前までは
「どうせカバーのおまけ程度にキーボード機能がついてるだけでしょ?」
って思ってました。

ところが実際に使ってみるとこれが非常に打ちやすい!!

キーのストローク自体はこの薄さなのでそこまで深いわけではありません。

しかし・・・・。

タイプカバー自体が絶妙な「しなり」のある素材なので、キーストローク以上の「沈み感」と「戻り感」を発生してくれています。

ブラインドタッチで高速タイピングをし始めるようになると、この沈みと戻りがリズム感になってタイピングの「ノリ」になっていく感覚があり、高級キーボード(HHKBやRealForceなど)は総じて「きっちり沈んできっちり戻る」キーボードなんですよね。

一般的なプラスチック素材で剛性の低いキーボードの場合「しなり」というよりも「たわみ」と言った感じで逆に打ちにくい事が多いのですが、Surfaceの場合は「素材のしなりを逆に利用してうちやすさにつなげている」と言った感じ。

この打ちやすさはSurface Proのタイプカバーだけの特権で、Surface Laptop(ノーパソ形状のSurface)でもタイピングを試してみましたが、そちらは普通のノートパソコンと変わらないうち心地でした。

タイプカバーは使用時に下部に1cmほどの空間ができる仕様になっているわけですが、この「空間」が心地よいタイピングのクッションを生じさせている模様。

ちなみに根本の折れ曲がっている部分を伸ばせば「ベタ付け」状態にもできるのですが、ベタにした途端に「普通の薄い系キーボード」の打ち心地になってしまいます。

「薄い」と「硬くない」という、普通であればウィークポイントになるところを逆に利用して「打ちやすいキーボード」に仕上げてきたマイクロソフトは素直にすごいと思います。

他機種と比較していくと

  • MacBook Proの数倍は打ちやすい
  • ThinkPadとは打ちやすさの方向性は違うけれど同等

簡単に言うとこんな感じ。

個人の好みの問題もありますがMacBook Proの2016以降のキーボードはキーストロークが浅すぎてタイプミスを連発してしまうんですよね自分の場合。剛性の高い金属ボディにキーストロークがコンマ数ミリのペチペチ系キーボードという、Surfaceとはまったく逆の設計なので私の好みには合いませんでした。(ペチペチ系が好きな人もいらっしゃるのでMacBookのキーボードが悪いというわけではありませんよw)

ThinkPadの場合は「ノートPC史上 最も打ちやすいキーボード」と言われているだけあって、非常に打ちやすいです。キーストロークもそこそこありますし沈みも返りも良好。
Surfaceに比べると、カッチリした印象の打ち心地の「ザ・お仕事ノート」と言った感じの硬派なキーボードです。

結論!
見た目の薄っぺらさ騙されてたけどとても打ちやすいキーボードです。
ちなみにこの記事もSurfaceのタイプカバーで打ち込んでますが、いまのところミスタイプはゼロです♪

処理性能は意外に高い

さて一番気になるのが「処理能力」

薄っぺらいタブレット形状ですしCPUを冷やすためのファンも搭載されていないので(i7モデルはファンあり)処理能力には期待できない・・・というか処理能力を求める系の端末じゃないでしょ?って・・買う前は思ってました。

我が家で購入したSurface Pro 6のCPUは

第8世代のCore i5-8250UというCPU。

これがどの程度の性能かと言うと・・・・。

CPU性能の指標として有名な「PassMark」というベンチマークがあるんですが、それで計測すると7682

この数値がどのくらいかを過去のMacBook系(一番安いモデル)と比べてみると

  • MacBook 12インチ 2017 : 3317
  • MacBook Pro 2015 13インチ:4476
  • MacBook Pro 2016 13インチ:4880
  • MacBook Pro 2017 13インチ:5823
  • MacBook Pro 2018 13インチ(タッチバーあり):11007

さすがに最新のMacBook Pro 2018には負けてしまいますが、2018年モデルのProはタッチバー付きのモデルのみで価格も20万弱。10万円台前半のSurfaceと勝負させてしまっては可哀そうです(笑)

といった感じで、2017年モデル以前のMacBook ProにはCPU性能で勝っていますので、動画編集なども普通にこなせてしまいます。

試しにPowerDirector 17で編集してみましたが、プレビュー画面がもたつくこともないし、エンコードもそこそこのスピードで処理してくれるので「え?こんな薄っぺらい端末で動画編集普通にできちゃうの?」って驚愕しました(笑)

ちなみに・・・3D系のゲームも起動してみたのですが。

ガチガチの最新3Dゲームは無理としても数年前のゲームであれば30fps程度出てしまうので、「普通にプレイできる」程度に動いてしまいます(汗

このゲームはマニアックすぎてわからないと思いますが。( Divinity Original Sin)

Civilization5あたりでも普通に60FPS出ちゃうんで「数年前にsteamで買ったゲームが積んである」様な人の場合、すごく捗ると思います(笑)

こんなペラペラな筐体で・・・ゲーム出来ちゃうとか・・・気味悪い性能だな(褒め言葉です

この処理能力なのにファンレスで無音(汗

キーボードや処理能力の話は前置きに過ぎません。

個人的に一番Surface Pro 6で感動したのは・・・・。

ファンがないので完全無音
(i5モデルのみ)

これに尽きます。

MacBook Proにしても高スペックなゲーミングノートにしても。高性能なPCには必ず「ファン」が搭載されていて「重い作業」をした際には「ファンが轟音で唸りだす」のは当たり前。

スマートさが売りのMacBookシリーズでも動画編集でエンコードなどをする際には「キィィィィィンン」という高周波を発してファンが高速回転します。

しかし・・・Surfaceのi5モデルにはファンがないので、動画編集をしようと3Dゲームをしようと「一切無音」

これはほんとにもう・・・感動でしたねぇ。

動画出力中とかって結構暇なんで、出力しながらYoutubeでも見ちゃおうかな~なんて場合もあるわけですが、一般的なノーパソの場合は出力中は轟音でファンが唸っているのでヘッドホンでもしなければ、うるさくて動画なんかを見ている場合ではありません。

でも・・・Surfaceの場合、まったく無音なので全然気になりません。

強いて言えば本体が若干熱くなってるわけですが、直接本体に触れながら動画を見ているわけではないので無問題。

文章にするとたいした事ではないように感じてしまいますが「騒音がない」というのは予想以上に快適ですよ。

今までファンが高速回転するPCしか使ってこなかったので逆に静かすぎて「え?ちゃんと処理してんの???」って不安になります(褒めてます

Apple Pencil vs Surface Pen

我が家にはiPad Proもありますので、もちろんApple Pencilも購入済み。

「お絵かきタブレット」とか「液タブの代用」という部分では必ず比較されるiPad ProとSurface Proなわけですが・・・。

これも簡潔にまとめるとこんな感じ

  • Apple Pencilは硬めの紙に鉛筆で書いてる感触
  • SurfacePenは液タブ(ペンタブ)っぽい感触

ApplePencilは遅延も視差も極限まで少ないので、感触としては「紙と鉛筆」と言っても過言ではありません。
ただ・・・Pencil自体が「硬い」ので「筆圧がどのくらいかかってるのかが把握しにくい」というのが一番の難点なんですね。

Apple Pencilが「棒状」なのに対してSurface Penは「わずかに芯が沈む」ギミックが仕込まれています。

そんな構造の差もありSurface Penの場合は「しっとりと粘る摩擦感」であるとか「筆圧がわかりやすいソフト感」といった感じで、ある意味「Wacomのペンタブに書いてる感覚」に近い感触なんですね。

これも好みの分かれるところだとは思うんですが、今までデジタル絵を一切体験しておらずいきなり始めるのであればApplePencilの方が違和感なく入れる感じ。

逆に「今までペンタブレットを使って絵を書いていたデジ絵経験者」であればSurface Penの方がしっくり来るんじゃないかと思います。

あとはApple Pencilが充電式なのに対しSurface Penが電池(単6)なのも好みの分かれるところ。

充電はお手軽である反面「充電池の寿命が尽きたら終わり」なのに対し、乾電池式の場合は「電池さえ替えれば半永久的に使える」

逆に「充電式は充電さえすればいつでも使える」のに対し「電池式は電池買い忘れたら使えない」

これはもう本当に好みの問題だと思います。

以前のApplePencilは充電方法が不格好(iPadに突き刺す)だったのでアレでしたが新型になって「マグネットで吸着しておくだけで充電できる」様になったので使い勝手的には新ApplePencilに軍配があがっちゃうかなぁ?

ただ・・・・。

現在WindowsでCLIP STUDIOを使ってる人に関してはiPadで同じくクリスタを使おうとした場合、サブスクリプション料金で毎月年貢を納める必要があるんですよね(涙

CLIP STUDIO PAINT 漫画・イラスト制作

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  • CELSYS,Inc.
  • エンターテインメント
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Surfaceの場合は「タブレット形状のWindowsマシン」なので、買い切り(5000円くらい?)版のクリスタが使用可能。

iPad版のクリスタに比べるとWindows版ということもあり、アプリ間でのデータのやり取りもシームレスにできるので個人的には「Surfaceでクリスタ」の方が何倍も捗る・・・と思ってます。

個人的にはApple Pencilのカツカツした描き味よりSurface Penのヌルヌル下感じが好きです♪

MacBook ProやiPad Proと比べると?

ここからは個人的な感想や好みの話になりますので、特に「Appleファン」の方は読み飛ばしていただければと(笑)

過去にMacBook Proの2015と2017。そしてiPad Pro&iPhone 7と言った感じで、そこそこアップル漬けだった私ですが、現在メインで使い続けているのはiPhoneのみ。
(電子書籍や動画視聴にはiPad使ってますが)

なんだかんだ言ってWindows98時代からWindows漬けだったせいもあり、憧れでApple製品に乗り換えたものの「あれができないこれができない」ってのがやはり多いんですよね。

もちろん工夫を凝らしたり有料アプリを使ったりすればMacBook ProやiPadでも出来ないことはないのですが、あくまでも「無理やりできるようにしている」だけであって、ネイティブに使用している場合じゃないのがほとんど。

それに比べるとSurfaceの場合は「タブレット形状のWindows機」なので、一般的なWindows機でできることはほぼ100%使用可能。工夫もお金も必要ありません。

周辺機器に関してもキーボードやマウスなどはBluetoothでつないでしまえば、意外にUSB端子1個でも不自由なかったりしますし、type-Cではないので安価なUSBハブで端子を増やすことも可能。

これがMacBook Proあたりに周辺機器をつなごうと思ったらこんなお高いの必要ですからね(汗

これからの時代USB-Cの対応機器が増えてくればこんなハブも必要なくなったり、低価格化が進んだりするんでしょうが、現時点では旧USBの方が財布にやさしいです。

最初の方でも書きましたが、キーボードの入力のしやすさもMacBook系よりSurfaceの方が上。

iPad ProにいたってはiOSの日本語入力が外部キーボードに最適化されていないため、非常に使いにくくてキーボードの質云々の前に「はっきり言って同じ土俵に乗せてはいけない」くらいのレベルでSurfaceの圧勝。

たとえiPad Proに数万円の高級キーボードを接続したとしても、総合的にはSurface&タイプカバーの方が作業が捗ると思います。

わたしはやはりWindowsなしでは生きていけないらしいw

まとめ

そんな感じで過去に色々なガジェットやアップル製品なども使ってきた上でのSurface Pro 6のレビューでした。

まぁ文中でも何度も言いましたが

ほんとうに気持ち悪いマシンです(笑)

いやもちろん褒めてるんですけど。

たとえるなら・・・・。

一切音を発せずに時速300kmで走るスポーツカー?

まぁどこの電気店でも普通に展示されていますので、キーボードの打ちやすさなどは展示機で試してみてください。結構感動しますよ。

ただ・・・動作音の静かさと処理能力の高さは・・・購入した人だけが経験できますけどね♪